園日記

11月のお庭だより。
紫蘇(シソ)の花とミントの花・二ホンヤモリ
おしろい花・バタフライピー・トノサマバッタ


紫蘇(シソ)の花とミントの花

 

紫蘇の花


夏の暑さに耐えた後に咲いた可憐な小花。
白い紫蘇の花と薄紫のミントの花。

ミントの花


紫蘇もミントも良い匂いのする葉っぱは、皆良く知っているけれど、
お花も見たことあった?
一輪挿しに飾るとその美しさに見とれてしまう。
紫蘇もミントもシソ科の初秋の花。
冬には葉も茎も枯れるけれど、園庭には毎年必ず生えてくる。
強くて丈夫な植物。[2024.11.1]


ニホンヤモリ


ニホンヤモリ

玄関前の砂利の間に隠れていたくりくりお目々の可愛い子は二ホンヤモリ。
そろそろ寒くなってきて冬眠したいらしく、あまり素早く動かない。
ヤモリは漢字で書くと「家守」。家を守ってくれる爬虫類。
森の樹の園舎も守ってくれているよ。
垂直の壁も登れるから、竹のぼりをしたら一番かもね。[2024.11.6]


おしろい花


おしろい花

どこでもよく見かけるおしろい花。森の樹にも沢山生えている。
おままごとのケーキに飾ったり、花の汁で色水遊びをしたり、
緑の未熟な実や黒い種を集めるのも楽しい。

おしろい花の種

おしろい花は何で「おしろい」っていうか知ってる?
黒い種を割ると中から白い粉が出てきて、それがお化粧に使う
「おしろい」(ファンデーション)みたいだから。
お化粧ごっこもして遊べるね。[2024.11.13]


バタフライピー


バタフライピー


夏の花なのに、まだ咲いている真っ青なお花のバタフライピー。
お花は色水遊びをしたり、お茶にしたり。

花が咲いたあとは豆の実をつける


和名は蝶豆(バタフライが蝶、ピーが豆)。
豆の仲間だから花が咲いた後は豆の実がなる。
冬に枯れてしまう前に種が採れるといいな。[2024.11.20]


トノサマバッタ


トノサマバッタ


草むらから高くジャンプして、出てきたのはトノサマバッタ。
「トノサマ(殿様)」の名前の通り、大きくて立派なバッタ。
茶色の草のところには茶色のトノサマバッタ、
緑の草のところには緑のトノサマバッタがいることが多い。
見つかりにくいように同じ色に隠れているんだね。[2024.11.27]