園日記

12月のお庭だより。
ジュズサンゴ・春への準備
枇杷(ビワ)の花・南天(ナンテン)



ジュズサンゴ


中庭に生えているジュズサンゴ。作り物のような濃いピンクの実。  

ジュズサンゴ


つぶして色水遊びをしても良いし、おままごとにも使いたい。  
強い植物だから皆が遊び用に採っても大丈夫。  

皆がもっと遊べるように大きな園庭の方へも植えようか。  
赤い実、黄色い実、白い実の種類のジュズサンゴもあるよ。[2024.12.4]  


春への準備


12月の寒空の下で、
「森は生きている」のお話に出てくる待雪草(マツユキソウ。別名スノードロップ)と水仙(スイセン)の球根が芽を出した。
 
待雪草(マツユキソウ)

水仙(スイセン)


「森は生きている」の歌を歌う子どもたちの声に誘われて芽を出した。
 
寒いけれど、土の中で植物たちはもう、春への準備を始めている。  
冬の中の小さな春の兆し、皆も探してみてね。[2024.12.11] 



枇杷(ビワ)の花


森の樹には小さなものも含めると何本かの枇杷の木がある。  
実がなるのは6月頃、冬は枇杷の花の季節。  
白い目立たない花が固まって咲いている。

枇杷(ビワ)の花


枇杷の花は、杏仁豆腐のような良い匂い。  
濃い緑の葉っぱは、お茶にしたり、
枇杷の葉エキス(民間薬)を作ったりもできる、癒しの葉っぱ。[2024.12.19]  



南天(ナンテン)


森の樹保育園のシンボルツリーの二本の欅(ケヤキ)のうちの
一本の木の下に寄り添って生えているのは南天。

南天(ナンテン)


「難を転じて福と成す」という意味合いの縁起の良い植物。
お正月のお飾りにも使われる。

来年も園を難から守ってくれますように。[2024.12.26]