1月のお庭だより。
七草・冬のだんご虫・ヤツデ・ヒヨドリ

七草
春の七草はセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの全部で七つ。森の樹の園庭で全て見つけられる。

スズナ(蕪)、スズシロ(大根)は秋に種を蒔いたものが育ったものだけど、他は皆、自然に生えている(セリは植えたもの)。
この時期の七草は小さくて大人でもなかなか見分けが難しいけれど、
年長の子どもたちはすぐに見分けられるようになる。
皆が一年健康に過ごせるように、大切にしたい日本の伝統行事。[2025.1.8]
冬のだんご虫

夏の間、子どもたちの一番のお友だちになってくれた虫、だんご虫。
冬は一体どこへいってしまったの?近頃、全然見かけない。
小石や落ち葉をどけてみたら・・・植木鉢をどけてみたら・・・
いたいた。沢山いた。大きいのも小さいのも。

丸まって寝ていたけれど、つまんで拾い上げたら、元気にうごいたよ。[2025.1.14]
ヤツデ
天狗の葉っぱ?そうそう、これは天狗が持っている葉っぱのヤツデ。

別名テングノハウチワ(天狗の羽団扇)。
子どもの顔より大きく立派な葉っぱ。
今はちょうど花が咲いて、実もなり始め。
小さな花火のような白い花。実は熟すと緑から黒になる。[2025.1.22]
ヒヨドリ
園庭の一番大きな欅の木には色んな鳥がやってくる。
今日のお客はヒヨドリ。「ピー」と強い声で鳴くヒヨドリ。

一年中見られる鳥だけど、欅の葉っぱが落ちている冬は
特に見つけやすい。
子どもたちがお昼寝している時間には、
今は自分たちが遊ぶ番だと園庭の木によく飛んでくる。[2025.1.29]