園日記

5月のお庭だより。モンシロチョウのお母さんは幼虫が食べられる葉っぱをちゃんと知っている



柿の花


園庭の滑り台の横にあるのは柿の木。
今の季節はライムグリーン色の若葉が美しい。
葉っぱを下から見上げると‥‥‥



葉っぱの付け根に見える黄色いものは、柿のお花。
秋に実る柿は今から花をつけている。

花の周りにあるのは、そうそう、見たことのある柿のヘタ。
今からヘタもついているんだね。[2025.5.7]             


モンシロチョウ


七草粥の行事に使われた大根(すずしろ)が育って白い花を咲かせた。
大根の葉っぱにやってきたのはモンシロチョウ。



モンシロチョウの幼虫は大根の葉っぱを食べる。

モンシロチョウのお母さんは幼虫が食べられる葉っぱをちゃんと知っていて、
どこに卵を産もうか、考えているのかもしれないね。[2025.5.14]     


枇杷(ビワ)


黄色く色付いてきた枇杷の実。
少しオレンジ色になってきたら食べごろの枇杷の実。



本当はオレンジ色というより、
オレンジ色より少し優しい色合いはびわ色という。

大きな種があるけれど、手で皮がす~っと剥けるのも楽しいね。[2025.5.21]     


どくだみ


森の樹には2種類のどくだみの花がある。

よく見る白い花びら(正確には葉が変化したもの)が4枚のものと、
花びらが4枚のどくだみ


ちょっと珍しい花びらが何枚も重なる八重咲きどくだみ。
花びら8枚のどくだみ

どちらも同じハートの形の葉っぱ。
どちらも強烈な匂いのどくだみ。(未体験の方はぜひ匂いの体験を)

別名十(じゅう)薬(やく)と呼ばれる多くの薬効がある植物。[2025.5.28]