園日記

9月のお庭だより〜秋が来たよと色づき始めた。綺麗な実は秋のお月様にお供えしようか、おままごとに使おうか



ムラサキシキブ

   
漢字で書くと紫式部。平安時代の女性歌人の名前をもらった植物。
9月に入って、暑くても秋が来たよと色づき始めた。



薄緑色の実が薄紫から濃い紫へ。
色が変化していく様は本当に美しい。
綺麗な実は秋のお月様にお供えしようか、おままごとに使おうか。
[2025.9.3]


ヘクソカズラ

 
長い蔓に連なって咲く小さな可愛らしいヘクソカズラの花。
  


へ(屁)にクソ(糞)カズラ(ツル性植物)なんて、あんまりな名前。
ただ、屁や糞とは言わないまでも、確かに触ると臭い匂いがする植物。
これが名前の由来なのは確か。



花の後にできた緑のまん丸の実は秋の終わりには黄土色から金色に変化する。
厄介者の雑草と言われることもあるけれど、金色の実はとても魅力的。 
[2025.9.10]


ネムノキの種

   
門の横に落ちていたネムノキ(お庭だよりNo.20)の実。
茶色い乾いた豆のような鞘を空けると
スイカの種より少し小さな種が出てきた。



種を土に蒔いて十日ほどすると・・・芽が出てきた!



あんなに大きなネムノキも始めはこんな小さな芽から育ったんだね。
[2025.9.17]


赤ちゃんネムノキの成長

   
種から育った赤ちゃんネムノキも少し大きくなった。
小さくてもお母さんネムノキと同じ葉っぱも出てきた。



ネムノキの名の通り、夜になると赤ちゃんネムノキも葉っぱを閉じて眠る。



そして、朝になると「おはよう。」と元気に小さな葉を広げる。 
[2025.9.24]