森の樹保育園の特徴

土と樹木と草花の庭



園庭が土だから泥んこok!
〜 草花も樹木も元気です 〜




森の樹保育園の園庭は、2005年4月の創立時から、ずっと変わらず土の園庭です。
創立時には苗だった園庭の草木も大きく育ちました。

樹木の木陰が涼しさを運んでくれる夏の庭。あざやかな紅葉と、たくさんの落ち葉が実りの季節を告げる秋の庭。穏やかな日差しがぽかぽかと暖かな冬の庭‥‥‥
いまでは「土と樹木と草花」が四季折々の彩りを楽しませてくれる楽しい庭になりました。

こうして年々豊かになる草木の恵みと過ごしていると、自然の実りが子どもたちの暮らしも遊びも、そして味覚も豊かにしてくれることがわかります。

草木の花や実は子どもたちの遊びごころを誘って、泥んこケーキの飾りになったり、花冠になったり。朴の葉はおままごとのお皿になったり、赤や黄色の落ち葉は泥んこのケーキの飾りになったり。

柏餅をくるむときに登場するのは柏の葉です。梅はもちろん子ども達“御手製”の梅干しや梅ジュースに。
花も実も葉も、どれも園庭のとれたて、子どもたちが手をかけて育てたものばかり。

園庭は、子どもたちにとって、ほんとうに楽しく、“美味しい”庭なのです。

よろしければ、こちらもあわせてご覧ください。
園日記「けやきと蝉の物語」
園日記「園庭の秋」
園日記「園庭の柿」

季節感を伝えてくれる園庭や樹木
園庭の畑は夏の主役。園児は野菜の収穫を楽しみにしています

収穫の終わった冬には、庭で焚火。
焚火は準備から調理まで子どもたち自身が主役です。散歩先で拾い集めてきた薪を鋸を使って切り揃えることも、焚火の当日、その薪に点火するのも子どもたちの新しい挑戦です。仕上げは自分たちで育てて収穫した“園庭産”の野菜を鍋に入れて‥‥‥「森の樹なべ」の完成! みんなで力を合わせて進めてきた準備の日々を振り返りながらの楽しい昼食です。焚き火は森の樹の冬の風物詩です。

園日記「焚き火」


焚き火を囲んで


こんなふうに四季折々の自然に恵まれた園庭ですが、
「ないもの」もあります。おもちゃや遊具類は「ないもの」の一つです。
置いてあるのは、バケツ、スコップ、シャベル、お鍋やフライパンの古いもの。
どこのご家庭にもあるような日用品ですが、どれも子どもたちにとっては大事な遊びの道具です。

泥んこ遊びをするときは運搬容器になったり、おままごとのときの道具になったり・・・生活ために必要な道具も工夫すれば遊びに応用できることを子どもたちはよく知っています。

こうして工夫という創造力を発揮しながら楽しく遊んでいるうちに、子どもたちの体は自然に鍛えられ、成長期にある子どもたちのカラダの土台ができていきます。
園庭遊びのすばらしいところです。

シャベルも仲良く日光浴



その他の特徴