森の樹保育園の特徴

身体を育て感性をはぐくむ舞台



〜 毎日が檜舞台 〜


森の樹保育園の子どもたちは檜(ひのき)の床の上で暮らしています。
廊下も保育室も、190㎡のホールも、すべて檜の床です。
木は無垢材。何も塗ってありません。木は生きていて、湿気が多いときは湿気を吸ってくれますし、乾いている時は、木が湿気を空気の中に放出してくれます。

園庭から見た保育室の様子

抗菌性に優れていること、そして温もりがあること。
これは檜の床ならではのすばらしさ。
優れた弾力性は、床の上で跳んだりはねたりする子どもたちの足首や膝関節、ハイハイをする赤ちゃんたちの手首の関節を守り、床の温もりは冬でも子どもたちの身体が冷えないように作用します。

このような抗菌力の恩恵にもっとも預かっているのは、赤ちゃんかもしれません。
ハイハイをしだしたら布おむつさえはかずに、「パンツとズボン」で暮らす赤ちゃんたちの自由な行動を支えているのは、いつでも木の良い香りを放っている檜の床なのです。

ホールの床も廊下と同じ檜ですが、さまざまな〝演目〟がこの舞台で披露されます。
跳んだりはねたりの運動はもちろんのこと、歌をうたう、民俗舞踊を踊る、音楽リズム遊びで遊ぶのもここが舞台。
入園式、七夕まつり、年長児のお茶席、夏祭り、お月見の会、親子交流会、文化祭、『森は生きている』公演、卒園式など、毎年恒例の行事もこのホールで行われます。

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園日記「毎日が檜舞台」




0歳児室に赤ちゃん用階段

〜赤ちゃんの運動発達のために〜


森の樹では0 歳児室(虹組)は特別。
他の保育室は1 階にあるのですが、虹組の部屋だけは2階、しかも“部屋の中には段差がないほうがいい”という常識とは逆に段差だらけ。
その理由は、階段の上り下りや段差だらけの床をハイハイすることによって、赤ちゃんの足腰と腕をしっかり育てたいと考えたから。
0歳児の運動発達を促すためのアイデアが部屋の位置やつくりに活かされているのです。

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園日記「0歳児のでこぼこ道」

階段は赤ちゃんのハイハイに適した形と高さに設計



その他の特徴