2024年01月29日
0歳児のでこぼこ道
ある日、0歳児クラスのへやに、遊び用の柔らかい敷物で、わざとでこぼこ道をつくってみました。
好きなもの、興味あるものにまっしぐらに進んでいくのが、この時期の子どもたち。
柔らかい敷物がでこぼこに置いてあると ハイハイしにくいのですが、
目線のその先に 遊びたいおもちゃがあると、でこぼこ道でもなんのその。
楽しそうにハイハイしていきます。
そう、このハイハイこそ、子どもたちの手足の力も体幹の強さも、
そして、興味あることに向かっていく意欲も育ててくれる、とても素晴らしい運動なのです。
昔からよく言われてきた子育ての格言があります。
たとえば「寝る子は育つ」。
(そうそう!)と心の中でうなずかれている方もいらっしゃると思いますが、
なぜ子どもが「よく寝る」のか、というと、それは「よく遊ぶ」からですね。
日中、カラダを十分に使って動き回り、よく遊んだ子どもたちは、
心地よい疲れにひたされて
夜はぐっすり眠りにつく、というわけです。
遊んでよくカラダを動かすことによって、よい眠りが生まれ、
子どもたちのカラダの発育にも、
脳の発達にも良い(運動発達=脳の発達)影響を与える。
科学的な研究からそんなこともわかってきているようです。
とりわけ大切なのは ハイハイで動き回る乳幼児期から年長児までの、
いわゆる保育の期間の運動なのです。